ワンフェス10日前ぐらいだというのに
ABS点灯で装置が利かず交差点オーバーラン!
困ったZ3だよねぇ・・・またかい・・
一か月前に直したでしょ!???
症状
①朝、エンジン掛けるとABSとASCが点灯する。
②暖機少しだけして20kまで速度を上げる
③するとABS&ASCの警告灯が消える
④そのまま走行60kぐらいで走ると消えたまま
⑤信号の長いとこ、停車2分以上で再点灯する
⑥そこからは点きっぱなし
しかたなく、もう一回、今度は念入りに
ABSセンサーとディスク側を洗浄
これで、また直りますようにと祈りつつ
暖機10分・・・
みごとに二つとも点灯していました。
消灯している状態から暖機10分で再点灯と
なるのは、センサーではない
熱に左右されるのは、コヤツで間違いないわ!
ABSコントローラー・・壊れると嫌な順位の高価なそれ
価格を検索・・すると定価新品128000円とな・・
修理依頼で大体5~7万円・・
さてぇ・・・どうするかな・・ABS作動しなくても
走行には問題ないけど、車検がとおらない!
電球抜きのセコイ技も厳しくなり通用しないので
車検の時に直せばいいという、えーかげんな
考えは車検費用50万コースになりかねないので
直せれば0円の可能性があるし・・ワンフェス前でも
これは、やらないと放置できないなと決断!
Z3直しながら、型作りと生産。
結果、どれもこれも乾燥時間が上手く使えて
すんなり完了。
ABS&ASCの修理見積もり95万円という
恐ろしいとこもあるが0円で切り抜ける方法とは
これですね。絶対に、これだけの修理とは
言い切れませんが、このパターンが多いみたいです
修理対応
修理に使った接着剤と防水シリコン、4のボックスレンチ
ハンダセット、写真にはない回転リューター
矢印のところにABSコントロール装置があります
これは終わった後の写真ですが白丸のレバーを
上方に上げてコネクターを取ります
側面にあるツメを上げて上に10mm程引き上げると
ドライバーが入る隙間ができますので
差し込んでゆっくり上げていきます
固いですので無理は禁物です
コネクターは上げ切ると勝手に取れる仕組みなので
固いのは仕方ないとこです
コネクターを外したら矢印の4のボックスレンチで
星型ネジを4か所取り外してください
4本のネジを取り外したら、ゆっくりエンジン側にスライド
させて、ピンが抜けてから上に取り出していく
このピンが目的の修理しなくてはいけない
クセモノなので注意!
上の絵のように、このピンの基盤ハンダの不良が
多いようです
BOXは密封されていますので安全を取るなら
ホットカッターで上部を切断してフタをとります
オイラは面倒なので高速リューターでスパっと
切りました・・危ないのでお勧めできませんので
ホットカッターでジワジワ切ってください
拡大鏡を使ってハンダ亀裂検査する
左矢印黒丸が裏のピンの付け根となりますので
振動と熱、経年ですっかり割れるのが原因みたいです
かなり小さいハンダ部分ですが、この写真を拡大すると
割れて剥離しているのが確認でします
この2か所は裏のピンへと繋がってます
欠陥??予想つかないかな・・
他も亀裂チェックすると2か所発見
小さいけどしっかり亀裂が走っています
先をヤスリで尖らせたはんだこてを使って
慎重に再ハンダして完了
接着にはセメダインEP001を使用
乾燥後は弾力があるためパカっとは割れないので・・
隙間を同じボンドで埋めて防水対策
乾燥後に、シリコンコーキングの黒色で追い打ち防水
元に戻して完了!
接着剤とハンダ、シリコンで1500円ぐらいかな・・
在庫であるので目的の負担0円達成!
メカBOXの封印を取る危険除けば
楽勝な作業でした。
どうせ12万で買うならダメもとで
修理に挑戦!ここがポイントです