造型の始まりが、プラモのシュピーゲル号が
当時(50年前)から手に入らないのでシュピーゲルを
自作、ビデオもなくヤフオクもなくあるのは
再放送していた小6の時の記憶だけ・・
ここから、宇宙船という雑誌に掲載してもらい
そ~、今見るとなんだこれのデキでしたね~。
そこから、ワンダーフェスティバルというイベントを教えて
もらって、そんなものが売れるというらしい情報を頂いた。
初期のレジンはプラキャストというとんでもなく
ダメなレジンで、開封してスグに流しても軽石のように
発泡してもう、めちゃめちゃな粗悪品でした。
シリコンも1Kg6800円もして、どうにもならない。
一時的に粗悪なので辞めた。
でも、良いレジンのハイキャストが販売され
軽石になりにくいとのことが伝わってきた。
じゃあ・・シュピーゲル号やっちゃおうかな・・
宝島製品として初めて版権を頂き正式に販売。
それでも、商品に歪みがどうしてもでるので
パテ修正できるように0.5真鍮で腹巻を作ってもらうという、とんでもないキットとなりました。
依頼した業者の抜く技術もそこそこに上がってきたので
腹巻を巻いて原型修正し後期版みたいな感じで販売を継続していたみたいです。
30cmシュピーゲル号を次に製作したのですが
予想定価14800円で版権申請。
業者に原型を送って見積もりがなんと19800円でした
ここらへんが、もう限界にきていたので
自分でやることを決意。
曲がらない本体、抜き代手数料もいらない。
あ~でないこ~でない、誰もわからない知らない
分かっていることはメカのガレキキットは頂点と
言ってもよいほど難しいということだけ。
金型で作るならこうするだろう、目指せ金型!
目指せ!!プラモデルの精度。
怪獣とか人物フィギュアとかは基本ができれば
誰でもできる型取りと複製生産。
メカはそうはいかないんですよねこれが・・
そう、3機分離合体、ガレキでは初めてでは
なかったでしょうか・・
レジンの性質をしらなければ、生産できない。
FRPの時丁を理解しないと今でも意味不明な失敗が
発生するのがメカものです。
ウルトラホーク1号の初期ロット生産は、FRP専門の
外注に出いていましたが、理解不明なソリが発生して
合体部分を修正していきました。
FRPも自分でやらないと永久に修正しないと
いけない。
まぁ・・こんなことが沢山あって現在に至りますが
ウルトラホーク等よりシュピーゲル号が
いちばん生産するのが難しい、難しすぎます(笑)
これを生産できる奴はガレキ業界、FRP造形屋
頂点に立てると言っても言い過ぎではない。
ほんと、苦労の塊ですシュピーゲル号は・・
だから、他のメーカーやらないでしょ(爆)