シュピーゲル号の原型、宝島で製作して販売して
海洋堂とほぼ同時期に今のお仕事の真似事をやり始めたのは
たしか・・22歳頃だったかな・・
19歳でお花畑まで行ったバイク事故で7回改造手術を受けて
治療中はぷらぷらしてプラモを作っていました。
300円のガンダムプラモが流行り、それを改造してマグネットコーティングなどと
名前を付けて模型屋さんで展示していたところ、えらいおお流行で
模型屋のおっちゃんがどうしても売ってというお客さんが現れ
それを売ってみんなでビールを飲んだのが始まりだった・・
プラモは組み立てたらゴミ・・が、当然なことで
それが売れるとは・・
マグネットコーティングガンダムとは、300円ガンダムの初版は
間接もテキトーにしか曲がらないし、可動部分が少ないので
ビームライフルなどが構えられないので可動部分を追加
ポーズが自由に付けられるスグレもんでしたした。
まだ、ポリキャップも無い今から思い出せばとんでもないプラモです。
そんなこと、してるうちに宝島というお店で、シュピーゲル号を出すという
企画を進めて記念すべきあのシュピーゲル6000円のキットが生まれました。
その頃の複製技術は誰も知らない未知の物体で
レジンってなに?キャストってなに?気泡だらけは何でそうなるの?
誰に聞くわけも知っている人いないし、もちろんパソコンもないので
調べようがない。
海洋堂でもプラキャストを使って頑張っていたみたいなんですが
同じ問題で苦労したみたいです。
そうこうしているうちに、ランボーとか、コマンドー、プレデターの映画が
流行ってエアガンが流行してきた、ロボコップもそうでした。
そのブームの中、銃というものが映画の中でかっこよく使われ
ランボーなどがM60重機関銃で町を破壊していくというシーンが
とってもかっこよくすっかりトリコになりまして・・たぶん皆さんもそうでしょ!
そんなブームの中ベレッタ93Rという
ガスガンがあって、かなりの威力みたいというウワサ・・
初期の93Rは、そう・・ダンボール箱の2枚重ねなんて楽勝貫通・・
カスタムパーツも沢山販売されすごい人気でしたよね。
そんな中アサヒファイヤーアームズからM60が販売され
価格がなんと10万超えだった・・
ランボースタローンのファンだったので、ムリして購入・・分割でした(笑)
性能はハッキリいってナマクラ銃で
500弾装填可能というだけで
威力はイマイチだし、当たらない、重い、燃費が悪い。
エア圧が5気圧超えるとエアが抜けて飛ばないとか
もう、カッコだけの銃で御座いました。
それで、得たものとはいったいなんだったか?・・
1年以上2年未満ぐらいサバゲーをやっているうちに
筋肉モリモリのイカツイからだとなったのがサバゲーでという
とんでもない遊びから得たことで御座いました
そりゃあ、エアタンクに15気圧を特殊空気入れで
満タンにするのって、20分間力を込めて入れないといけない。
自転車の空気入れの、自動車用の強化タイプがそれでした・・
500弾打ちまくるには、15気圧ないとエア切れになります。
そのエアタンクが鉄製でツイン7kgあって
ダミー弾を体に巻いて7kgのM60をガンベルト肩掛けスリングで抱え
山を上ったり降りたり・・
すっかり、気がついたときスタローンとかシュアちゃんみたいに
なってたのには驚きで御座いました・・
規制が掛かってくるまでスキほーだいな状態で
ほんと、当たれば服の上からでも血がにじむとんでもない時代でした
いちばんヤバイ銃はコクサイのM16単発ガスライフルで
無改造で15気圧掛けても壊れることなくバンバン弾が飛び出し
夜間の射ち合いでは、空気が裂ける音がしていたとんでもない銃でした・・
狙われるように移動するヤツが悪い・・本当の意味で
今ではありえない実戦に近い究極のサバイバルゲームでしたね。