お返事も、ろくに書けないとんでもないブログで
皆様すみません・・
嫌いな型製作と、触るのがイヤなFRP樹脂との格闘中で御座います
なにがイヤなんだといいますと
FRP樹脂作業は、3大苦戦で
①臭い強烈な臭気 ②気温で毎日、硬化のコンデションが変わる③ベタベタになる
綺麗に掃除して始めて3時間後には、爆弾が落ちたあとみたいにメチャメチャになり
ほんとイヤで御座います。強力な溶剤、アセトンなども併用して使う為
もうフラフラになっちゃいます・・
これは118の隊長機、これってSIIIの再生版みたいに思えます・・
このビートルは窓がヒートプレスなんですよ・・・翼のロケットを付け替えて
いるだけなのか、どうなのか???
下の写真が117型ビートルで窓の天井が平べったく機首先端がSIIIに比べ
少し丸い。そのため、イルカのように見えます
現存するプロップの木型で生産されたことが過去にありまして
この117機が、ビートルとして雑誌なので紹介されました
今回はこの後期型117の新作原型で、使いまわしではない
完全新作で御座います
木の原型の為、いつもの簡易ダッシュ型取り方法は使えないので
諦めて油ネンド約30個で巨大な型取りで、普通に普通の型つくりしました
ほいく油ねんどなら、こんなに簡単にシリコンからネンドが外れます。
へんな油ねんどなら、シリコンにくっついてベタ付きして
それを取るのに、そりゃ大変!この大きさなら2時間は絶対に掛かりますよ・・
押さえながら剥がすってのが基本
適当にしたら原型がシリコンから外れて型取り失敗となるので注意!
原型がシリコンから外れると、上から流すとその隙間からシリコンが
入り込んでトンでもない失敗型ができて
4万円ぐらいは軽く損失するんです・・ハイ!
ちょい残りのネンドはスパチュラで撤去・・
シリコンの漏れがありますね・・そこは
良く切れる刃を替えたデザインナイフでスパっと切り落とします
これで、上半面の型取りが完了!
今度は下部の型取りでございます
一回使った油粘土は、シリコンが油を吸収するので
ぱさぱさになります。だから、練り直ししないと次回使えません
紙のみかん箱に粘土を入れて温風ヒーターで10~20分暖めます
熱くなったら柔らかくなるので簡単に練り直しできます。
熱いので手に粘土がついてやけどしないように
気をつけて作業してください・・ほんとに熱いっスから!
型は明日完成かな?